Q. 介護老人保健施設って何?
A.
心身のリハビリや身の回りのケアを必要とする要介護高齢者にご利用いただける施設です。ご利用期間中は、リハビリなどを通じて食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な行動の維持・向上に各専門職者が努めます。病院と特別養護老人ホームの中間における施設として、家庭復帰を図ることを目的として位置づけられている施設です。
Q. どのような方が利用できるのですか?
A.
介護保険の65歳以上の第1号被保険者及び40歳以上64歳以下の第2号被保険者で、要介護状態1~5と市役所に認定された方が利用できます。要支援1・2と認定された方は、長期入所のご利用ができません。(※短期入所・介護予防通所リハビリテーションは利用可能)詳細は、
ご利用開始までの流れをご覧下さい。
Q. どのような方が強制退所の対象となりますか?
A.
長期入所中の利用者が要支援となった場合、病院での加療が必要と判断された場合、著しく他者への迷惑行為及び危害を加えた場合、退所しなければなりません。
Q. どのようなサービスがありますか?
A. 大きく分けて3種類のサービスがあります。
入所療養介護 「長期入所」
施設入所をしていただきます。ご利用者様の日常生活に合わせた看護・介護・リハビリを実施します。
短期入所療養介護、介護予防短期入所療養介護 「ショートステイ」
介護されている家族の方の介護疲れや、冠婚葬祭、旅行などの際に、短期的(半月~1泊程度)に入所サービスと同じサービスを提供します。
通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーション 「デイケア」
在宅療養されている方にリハビリテーションやレクリエーション、入浴、食事などのサービスを提供します。
Q. どんなリハビリテーションをしますか?
A.
運動やマッサージなどの理学療法、手芸や園芸などの趣昧的な作業療法を通じて、基本的な動作や複雑な動作ができるようにします。介護老人保健施設のリハビリテーションは、高齢者の生活の自立や家庭復帰をめざし、日常生活に根づいていることが特徴です。
Q. 施設にはどのようなスタッフがいますか?
A.
医師、看護師、介護士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、歯科衛生士、支援相談員、介護支援専門員がいます。24時間体制で看護・介護職が常駐しております。
Q. どのくらいの期間入所できますか?
A.
その方の身体状況や家庭の事情等により、入所期間はさまざまです。入所のご相談時に、ご家族様のご意見に配慮し、日程を検討させていただいております。詳細は、支援相談員(渡辺・鈴木)にお気軽にお尋ね下さい。